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2012年11月23日金曜日

亀岡の保津川下りが人気のわけは?

Hirokoです。

私がまだ小学生くらいのとき、父の運転する車で、保津川へ
川遊びによく連れて行ってもらいました。

車が大好きだった父の運転はさすがに上手で、当時乗り物酔が
ひどかった私は、父の運転する車では、不思議と醉うことは
なかったです。

今流行りの保津川下りの経験はありませんが、川の水は冷たく
夏でも涼しかったという記憶があります。楽しかったです。


京都駅の端のほうに「嵯峨野線」のホームがあります。
嵯峨野線は、京都を起点とする山陰本線のうち、京都ー園部間
のことですが、京都通の間で人気スポットとなっているといわれる
のが、この嵯峨野線の亀岡駅周辺。

このあたりは丹波地方と呼ばれ、昔から京都への食材供給地に
なっていました。

とくに、丹波のマツタケや黒豆は全国的に有名だと思います。
最近では、緑豊かな田園地帯に残る茅葺きの民宿に泊まり、

山の幸を生かした料理を味わう小旅行が、若い人から年配の人
まで、幅広く人気を集めているようです。

なにしろ、京都駅から亀岡駅までは普通列車でも、わずか30分。
京都観光のついでに、足を延ばす人が増えているそうです。

その亀岡周辺で、夏の間、多くの観光客を集めているのが、
明治時代から続く「保津川下り」。

亀岡市の中央を流れる保津川は、保津峡を経て京都市内の
嵐山へと下っていきます。その間、約16キロを舟に揺られて
下って行くのが、保津川下りです。

川岸の風景は四季を通じて美しく、場所によっては山肌や
巨石が迫ったり、水しぶきをあげて落流する地点があるなど、
スリルにも富んでいるそうです。

京都の人は、「保津川下りいうたら、それはもう怖~て
涼しいて」といわれます。

もともと、保津川は、丹波地方の木材や穀類を京都へ運ぶ
水路でした。明治28年頃から、観光客を乗せた川下りが
はじまり、現在では年間30万人もの観光客を集めている
そうです。

保津川下りの舟に乗ってみたい、とも思いますが、やっぱり
「怖~てよう乗らんわ~」の気持ちが先に立ってしまいます。


コース

激流が岩を噛み、舞い上がる波しぶき、急峻な山々を縫うように
流れる川景色の中に、千年に渡り、京の都を支えた水運文化が
今も息づく京都・保津川。
華やかな桜の色香に誘われ、‘いのち’が芽生える新緑の春。
清涼感漂う山景色が躍動する夏、艶やかな紅葉が錦絵を描き彩る秋、
凛とした静寂に包まれる枯山水の冬。
清流の水面に日本の‘四季’を映す保津川。
悠久の‘流れ’が刻んだ巨岩、奇岩の数々。
はしゃぎ戯れる魚の群れ。羽をひろげて峡谷をゆく水鳥たち。
ありのままの厳しくも美しい‘自然’を伝統の技で押し流す船頭たち。
静寂境に遊び‘感動’と‘癒し’の世界へと誘う贅沢な‘舟旅’。

保津川下り、しばし日常を離れ、その身を流れにまかせてみませんか。

 




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